■SVP・古脊椎動物学会2015 in ダラス その2
2015年10月31日 / SVP2015・ダラス, SVP・古脊椎動物学会
前回からの続きです。
学会3日目の夜恒例のオークション。
まず、サイレントオークションから。

参加者が持ち寄った出品物が並べられ、それぞれに添えられた
用紙に希望額を書き込み、制限時間内の最後に一番高い値段を
入れた人が購入。売り上げは学会への寄付になります。
今回、幾つか入札してみたのですが、どれも負けてしまいました。

その内の一つ、プロトケラトプスヌイグルミ。
プロトケラトプスのヌイグルミなんて珍しい上に、
なかなか良い形なので欲しかったのですが、競り落とす気満々の方が居られ、
これはとても勝てないな、と。

こちらも競り負けてしまったもの。レトロな恐竜・古生物トイのセット。
私も自分が原型を担当した商品を幾つか出品。


定価を結構上回る値段で落とされていたので、 少しは学会への寄付に貢献出来たかと。
次はライブオークション。 毎回、オークショニアの皆さん(研究者や業界関係者)が
コスプレをするのですが、今回はやはりの「ジュラシックワールド&パーク」
ライブオークションに掛けられた物(一部)
出展業者さんの出品物。角竜頭骨レプリカ。

白亜紀の巨大ワニ・デイノスクス頭骨レプリカ。 数年前に発表された 新復元版
エンテロドン(の仲間?)のヌイグルミ。 市販品ではなく、手作り一品もの。
最終日の夜は、ディナー&各賞の授賞式。
平山廉さんのご好意で、各国の化石カメ研究者さんのテーブルに 入れて頂きました。
といっても、2012年のドイツでの化石カメ学会の折に 顔見知りの方、
また私の模型が展示に使われているウプサラ大学の方も居られたり。
私が平山さんにアドバイスを頂きながら製作しているアノマロケリスも持参。
良い話のネタになってくれたようです。
学会最後は深夜までの打ち上げパーティ。
ダンスフロアも毎回恒例。
翌日はもう1日もダラスに滞在、ペロー自然科学博物館を再見学。
その様子はまた後日。
今回でSVP参加は10回目。慣れた部分もあれば、相変わらず緊張する場面も
多くあります。未だに初日くらいまでは英語での会話に抵抗があり、知り合いに声を
かけるのも結構度胸がいります(笑)。 そんな時に、向うから声を掛けて貰えるのは
嬉しいですし、流石に10回目ともなるとそんな機会も増えて来ました。
また今回も日本人参加者さん、特に同室で宿泊だった平山廉さん(早稲田大学)、
鍔本さん(愛媛大学)にはお世話になりました。
その日の発表について、一日のスケジュールも終わり、
部屋に戻って就寝までの間にアレコレお話や解説を聴く事が出来るのは、
何とも贅沢な毎日でした。
来年のソルトレイク開催も参加出来れば良いな、と思っています。