神流町恐竜センター
2014年7月22日 / 博物館・特別展見学
7月12日
群馬県神流町・神流町恐竜センターへ。
山中竜(サンチュウリュウ)のモニュメントがお出迎え。
開館当初は中里村恐竜センターでしたが、
今は町村合併で神流町恐竜センターに。
神流町で発見された恐竜化石はもちろん、
モンゴルの恐竜に関する常設展示の充実で有名な
施設です。
現在、ここにおられる学芸員・久保田さんには国内外の学会や
書籍の仕事等でお世話になっているので、行かなければならない
場所の一つだったのですが、今までなかなかその機会が無く。
今回やっと訪問出来ました。
山中竜(サンチュウリュウ) 神流町の恐竜化石と言えば
やはりコレ。
竜脚類の歯等も見つかっています。
ちょっと予想外だったのが、このキムボスポンディルス。
魚竜の1種ですが、この種類を展示している施設はかなり珍しいような。
そして、神流町と言えば、やはりモンゴル産恐竜。
タルボサウルス。パーツの追加や研究に合わせた変更等で、
一度リニューアル(?)されています。
リニューアル前後の解説が面白いです。
ハルピミムス
ガリミムス
ガルディミムス
グルジミムス
いわゆる「ダチョウ型恐竜」が、これだけ一度に見られる場所も
珍しいです。
サイカニア
ヴェロキラプトルとプロトケラトプスの「格闘化石」
ここの展示で嬉しいのは、4方向がガラスで覆われていて、
360°観察出来る物が多い事。
特に格闘化石をあらゆる角度からジックリ見れるのは
良いですね。
いろいろと分類がややこしいが故の
「オビラプトル問題(と、勝手に呼んでますが)」についての解説シート。
獣脚類が専門の久保田先生が居られる
施設ならでは。改めて勉強になりました。
忘れては行けない博物館ご飯。
ディメトロ丼。
恐竜センター・オリジナルの恐竜フィギュアシリーズ。
ショップには、この施設の学芸員・久保田先生と
私が関わった本(両端)も。
恐竜の骨格を間近でじっくりと観察するには
うってつけの施設。照明も明るめですし、
ガラスで囲われている分、柵等で囲われる場合よりも
安心して近づいて見れる部分も多いかと。
その他、子供から大人まで楽しめる工夫も多く、
決して交通の便が良い所では無いにも関わらず
県内だけでなく、県外からの来場者が多いと言われるのも
納得の施設でした。
神流町恐竜センターの久保田先生と
私が関わった書籍です。