長瀞恐竜フェスタ2014&化石研究会
2014年6月19日 / イベント・教室・講演
●6月14−15日
埼玉県立自然の博物館にて開催の
「長瀞恐竜フェスタ2014」と化石研究会に参加してきました。
13日
翌日のワークショップ講師&シンポジウム発表に備え
前日に秩父入り。
日本地質学発表の地の碑
埼玉県立自然の博物館に着くと、ちょうど特別展の
内覧&展示説明会の時間という事で、参加させて頂く事に。
学芸員・北川さんによる解説中。
左は常設展示のカルカロドン・メガロドンのアゴ。
右には特別展展示のカルカロドントサウルスの頭部復元模型。
カルカロドントサウルスと、その学名の由来にあったカルカロドンを
比較出来るように、という配置。
常設展示のカルカロドン復元模型。全長12m。
特別展示のマラウィサウルス。
こちらは常設展示のパレオパラドキシア。
本来は、この博物館はこのパレオパラドキシアが複数展示されているのが
目玉なのですが、現在はこの1体を除き出張中。
そのお留守の間に特別展の恐竜達が来ている、という事なのです。
パレオパラドキシア属に限定すると、ここまで展示が充実しているのは、
恐らく世界でも例が無いのでは?
14日は午前中は丹波竜骨格組み立てワークショップの
講師を担当。
午後からはシンポジウム「最新恐竜研究~発掘から復元まで~」
群馬県立自然史博物館・高桑氏の発表
早稲田大学・平山氏の発表
最後が私でした。(画像は平山氏撮影)
翌15日は、化石研究会の一般講演。
会場の一角には、朝比奈考古学研究所のプレートと
ヒロミチ・ファルコネリー氏(笑)
念のために言っておくと、埼玉県立自然の博物館にあるのは
古生物学の展示であって、考古学系の展示はありません。
化石研究会は、古生物学会に比べれば小規模な
学会ですが、その分一人の方とじっくり話す事が出来るのが
良いところ。またその化石研究会と埼玉県立自然の博物館の
共催のシンポジウムで発表出来たのは、自分の活動を纏める意味でも
良い機会になりました。