長岡市・妙見町産カイギュウ実物大模型公開
2014年5月15日 / 恐竜・古生物
●4月29日
長岡市立科学博物館の移転・リニューアルと共に
長岡市・妙見町から産出のカイギュウの
実物大模型が公開になりました。
私が製作した1/10サイズ(80cm)模型を元に拡大したものです。
種類としてはヒドロダマリス.sp。
ヒドロダマリス・ギガス、つまりステラーカイギュウとは
同属別種(種未確定)という事になります。
監修は化石カイギュウの専門家・古澤仁氏(札幌市博物館活動センター)
私が製作した1/10模型。
この模型も博物館に展示されています。
こちらは、トリアド工房による実物大への拡大作業中。
右側に私の造った模型があります。
私もチェックため現場に伺いましたが、あまりに見事に
拡大されているので、見た時は思わず笑ってしまいました。
仮に10倍の大きさの自分が造ったとしても、
ほぼこうなるだろうなぁ、と。
ただ大きくするだけでなく、打ち合わせの際にあった
博物館の方の妙見産カイギュウへの想いや、私や監修の古澤氏の
この模型への取り組みや思い入れまでしっかりと汲み取って
形にして下さったように感じます。
私にとっては、実物大全身復元模型に関わった最初の模型でもあり、
それが今回この作品に関わった皆さんとの作業になった事を
とても嬉しく思っています。
ちなみに、子供のほうにはミョウシーという愛称がついています。
是非、長岡にお立寄の際には、このミョウシー母子にも
会いに来てやって下さい。