「モンゴル恐竜化石展」会場限定フィギュア解説編
2013年2月6日 / 造形・イラスト作品
私が原型製作を担当した
「モンゴル恐竜化石展」会場限定フィギュアの解説編です。
●まずはタルボサウルス
私が子供の頃は、国内で見られる大型肉食恐竜の骨格といえば、
この上を向いて吼える(?)タルボサウルスでした。
まだ尻尾を引きずった復元の頃です。
私と同世代くらいまでの恐竜ファンなら、このタルボに
思い入れのある方も多いのではないでしょうか。
(京都市青少年科学センターで撮影)
ですので、タルボならこのポーズで造りたい、と提案し、
監修の先生も同意して下さったので、このポーズになりました。
もちろん、尻尾等は現在の研究に合わせアレンジしています。
また、尻尾の太さ・断面形状も近年の学説に合わせ、太め&丸い形状に
してみました。
●次はサウロロフス
ウロコは、実際はもっと小さいのですが、
縮尺を考えると再現は不可能なので、ウロコのある動物という事を
表現するために敢えて大きめに強調して造形。
その旨、パッケージにも皮膚跡化石の画像と共に
解説を入れています。
以上のフィギュアは「モンゴル恐竜化石展」会場入り口前のショップで
販売中です。宜しくです!