特別展「巨大ワニと恐竜の世界」 小林快次先生講演会

2012年5月2日 / イベント・教室・講演


●4月28日は、大阪大学総合学術博物館で開催中の
特別展「巨大ワニと恐竜の世界」内イベントの
北海道大学総合博物館・小林快次先生の講演会へ。

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今回も会場は満席&席を追加で対応。
「ワニと恐竜の共進化」 という演題で、ワニと恐竜のそれぞれの進化、体の構造等を、現在研究中という話題まで含めお話。恐竜の話はもちろん興味深いのですが、ワニに関するここまで突っ込んだ内容の講演は、聴ける機会はなかなか無いはず。

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講演後、今回の特別展の会場で、思い入れのある化石種ワニの一つというゴニオフォリスの前で解説中の小林先生。
というか、展示標本からデータを取られる、と小林先生が来られた所にギャラリーが集まって、展示解説になってしまいました。

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こちらは、会場に来ていた小田隆さんが、サインに応えている所。
さて、今回の小林先生の講演を前に、特別展には新たな展示が加わりました。

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まず、巨大ワニ・サルコスクス頭骨。かなり質の高いレプリカです。

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もうひとつは、巨大化石ワニとしては昔から有名なデイノスクス頭骨。
昔はフォボスクスとも呼ばれていました。ですが、今回、新たに展示されているのは、
その新復元版頭骨! 日本初公開でしょう。
この頭骨が加わるまでは、旧復元版が同じ場所に展示されていました。

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左側の頭骨がデイノスクス旧復元。これはこれで国内では珍しい展示なのですが。
旧復元は、この頭骨のすぐ側で投影中の映像に出てきますので、見比べて見て下さい。
これから来場された方はお見逃しなく&一度来場された方も、是非もう一度!
26日は、私が担当の恐竜復元ワークショップも開催です。
化石種ワニ・関連書

小林先生の著書。私が製作したマチカネワニ模型も紹介されています。

デイノスクスの専門書。化石ワニの本は洋書でも珍しいです。
画像・図版は多くは無いので、英語が判らないとちょっと辛いかも。

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