モササウルス&クビナガリュウワークショップin岡山

2012年1月16日 / イベント・教室・講演


1月14,15日の2日間、岡山で開催の
「OCEAN! 海はモンスターでいっぱい」関連企画として
「モササウルス最新復元画に挑戦!」
「クビナガリュウを研究してみよう」の2つのワークショップ講師を
古生物学者・渡部真人さんと2人で担当。
モササウルス編は、簡単なモササウルス解説と、最新の研究を
取り入れた最新復元図を骨格図を基に制作。
クビナガリュウ編は、モササウルス編より少し対象年齢を上げて、
クビナガリュウテストに挑戦してもらい、その答えの解説の後、
復元画制作も体験して貰いました。

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モササウルス編の会場の様子。
クビナガリュウテスト。

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クビナガリュウ編は、最初に「OCEAN!」展会場の
クビナガリュウ骨格展示前での解説から。
渡部さんがわかりやすく、でも何気に濃い
クビナガリュウトーク中。

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出来上がったクビナガリュウ復元画を見ながら、
さまざまな復元の可能性をお話する渡部さん。

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骨格図をベースに描いていても、それぞれに結構違いが
出る結果になります。ですが、骨格図を基にしているので
プロポーションに狂いは出ません。
思い込みで描いたためか、頭の大きさや、首や脚の長さが
正確ではない作品は、書籍等でも散見されます。
その点、こうして骨格図を基に描かれたもので
あれば、色や模様、肉付きが違っていても専門家が
見れば、それがどの動物を表現したものかが、かなり
正確に分かるようになります。
と、いいつつ、首としっぽの向き逆に絵を描いてる
人がいるな~(笑)。こんなマニアックな事やらかすのは
この会場ではあの人くらいでは
(解説しながら、いつのまにこんなモノを、、、、)。
対象年齢には小学生が含まれますが、内容はかなり
本格的です。そこに渡部さんのような専門家の
お話が加わると、実は相当高度な内容になっています。
それでも、皆さん、絵はしっかり完成しますし、
きちんと話を聞いて、質問もいろいろしてくださり、
講師側も楽しいワークショップでした。
また、以前からメールでやりとりのあった高校生と
初対面出来たり、遠くから友人が駆けつけてくれたり。
ありがとうござました!

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