「ほんとのおおきさ 恐竜博」
2010年7月23日 / 恐竜・古生物
「ほんとのおおきさ 恐竜博」
来週中ごろから、書店に並び始めると思います。
私とTyler Keillorさんの作品を、実物大に拡大した画像が素材に使われています。
(Tylerの作品は元々実寸大だけど)
表紙は、そのTyler Keillorさんのニジェールサウルス。
私のランベオサウルス。元の模型のサイズは全長約45cm(縮尺1/20)。
こちらはTyler Keillorさんのヘレラサウルス。
同様の実物大がコンセプトの恐竜本は今までも出版されていますが、それらに比べると「ほんとのおおきさ 恐竜博」は、ちょっと対象年齢は低めかな?恐竜の本の要素である「リアル」や「カッコイイ」「迫力」に加え、「かわいさ」や「愛嬌」もあり、ここも他の本とはちょっと違う感じですが、判りやすく楽しい作りになっていると思います。それでも、監修は国立科学博物館の真鍋真先生、画像素材には先述の通り、世界の多くの博物館の復元模型を製作し、2008年のSVP・ランツェンドルフ賞のTyler Keillorさんの作品も起用、さらに動物イラストレーターとして数多くの書籍で活躍されている、いずもり・ようさんによる可愛らしいイラスト、と本格的な布陣になっております。こういう企画に参加出来たのはとても嬉しい。
先日紹介の御所浦での作品展で展示されていた実物大パネルは、この本の私の作品の撮影を担当されたカメラマン・川嶋隆義さんに画像協力して頂いたものなのです。同様のパネルが、橋区立教育科学館の夏期企画展に於いて、私の作品と共に展示中です。
ティラノやステゴ、パキケファロの頭骨も実物大で収録されています(もちろん、ティラノは一部だけど)。
博物館でもなかなか至近距離で見る機会は少ないですから、児童書とは言え、資料的価値も大きいですよ。