「学研の図鑑 恐竜」 増補改訂版

2010年6月16日 / 恐竜・古生物


「学研の図鑑 恐竜」増補改訂版が発売になりました。

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表紙のティラノは小田隆さん画
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裏表紙のティラノ頭部復元模型は私が担当。

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見返しにも私の作品が使用されています。

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今回の目玉の一つ、ティラノ頭骨原寸大ポスター。
流石に全体は入らず、上顎の前半部のみ。
それでも大きさは十分実感出来ます。

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こちらポスターの裏。ここに掲載されている
ティラノ頭部模型は、実際の模型の大きさとほぼ一緒。
流石にこんなサイズの模型造るのは初めて。
ディテール入れ作業を始めて、1/3進んだ時点で、
その大きさにやっと慣れてきたせいか、
あきらかに最初の部分よりも上手くなっているのに気づき、
そうすると最初の部分の下手さが気になりだして、
思い切ってディテールを最初からすべてやり直したり。
時間無かったけど、流石に見過ごせなかったのです。
そして頭にリフレインする「昨日よりも、今日強い!」不慣れが故とは言え、日に日に上手くなる感覚なんて、
そう経験出来るものじゃないです。
研究者さんの監修も、少々の修正でパスし、無事完成。
実は時間の都合上、芯としての簡易な頭骨を
友人でスタイロフォーム慣れしている
鰐亀さんに頼んだのですが、ティラノ頭骨造形は
初めてにも関わらず、ほぼ問題無い形状に
仕上げてくれました。感謝。
っていうか、鰐亀さんいなかったら、
納期に絶対間に合わなかった、、、。
今回の増補で、相当に新しい情報が追加されています。
元々が、情報の精度と使用されている復元画の
レベルの高さでオススメしていた図鑑だったのですが、
今回、自分もこの本に参加出来て非常に光栄な事です。
是非、宜しくお願い致します。

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