爬虫両棲類学会

2009年11月10日 / その他


週末は、泊まりがけで天理大学開催の
爬虫両棲類学会に参加して参りました。
同行者は、アクアプラント・守亜さん海洋堂・古田悟郎さん
はにわや工房さん鰐亀流工房さん
初日はあの千石正一先生の講演からスタート。
講演内容はシンプル。千石先生自ら撮影された
世界中の爬虫類・両棲類の画像と共に、その解説&
体験談。見た、触った、怒らせた、びっくりした、感動した、
噛まれた、逃げた、新種だった、等など。
こういう講演、真似できたら良いな、とか思うも、
流石に恐竜・古生物の展示物相手に
噛まれた、怒らせた、は無いわな。
今回、ちょっとした縁があってアクアプラント・守亜さんは
オリジナルTシャツを会場で販売出来る事に。
これ幸いと、販売スペースに居候していたら、
そのおかげで結構いろんな研究者さんと
お話する機会が持てました。
初日の夜は懇親会。
今回の学会参加の上での課題だったのが、
両棲類の専門家にコンタクトを取ること。
最近、化石両棲類への興味が増してきて、
その上で是非現生両棲類側からのご意見を
伺いたいことがあったのです。で、知り合いの
研究者さんから誰か紹介して頂こうかと思っていたんですが、
結局辿り着いたのが、あの松井正文先生
もう、これ門外漢だからこその図々しさかも知れない。
随分ポイントのずれた事も言ってしまったかと
思うのですが、気さくにお話して下さいました。
次に、学会に参加するなら是非ご挨拶したかった
星野一三雄さんの所へ。
今回、学会に参加してみる気になったのは、
一つは疋田先生との縁がありますが、もう一つは
星野さんのAll Aboutでの学会レポートを読んで
その内容が一般の方に学会の事を
非常に分かり易く解説されていて、かつ
私が常々古生物学会に参加して
思っていた事と一緒だったから、というのが
あったからなのです。この雰囲気ならちょっと
様子を伺いに行っても大丈夫かな、と。
星野さんの活動は、研究者ではない立場で
その分野のあまり表に出ない部分の面白さを伝える、
ということでは、とても参考になる部分が多いのです。
今回、この機会に実際にお会いしてお話を伺えて
良かったです。
今学会では高校生が発表されていたり、ただの爬虫類好きです、
なんて参加者も結構居られたり。学会というものへの敷居の高さは、
参加する側の人間の心の持ちよう次第なんだな、と。
折角興味があるんだったら、毎回とは言わなくても、
近場で学会が開催される時はちょっと思い切って
参加しても損は無いよ、というのは古生物も
爬虫両棲類も一緒ですね。
会場でお世話になった皆様、とんだ門外漢の闖入で
ご迷惑お掛けしたかと思いますが、ありがとうございました。

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