化石両生類本と化石象類本

2009年8月14日 / その他


「The RISE of AMPHIBIANS」が届きました。
化石両棲類の専門書。
骨格図も多数掲載。それぞれはネットや他の専門書にも
あると思うのですが、やはり纏まっていると嬉しい。
恐らく文章もかなり興味深い内容と思われます。
で、トキメキポイント。

RIMG03790001.jpg
みんな大好きゲロトラックス!
頭部のみならネットにも画像はありますし、
ちょっと前にJVPにも詳細な論文が出てましたが、
一般書で胴体付きなかなか見られないはずです。
「Note heavy armor plating,both dorsally and ventrally」
という一文がヒジョーに気になります。
そういや、コイツの特徴である3対の外鰓の
根拠って何なんだろう、、、。
とにかく他に類書が無いですし、化石両棲類好きの方は
押さえておいて損のない本かな、と。
●もう一冊
「マンモスが地球を歩いてきたとき」翻訳版の発行は2005年なのですが、今年になって
きしわだ自然資料館のショップで初めて存在に気づき購入。
マンモスの進化と発見史が簡潔に纏まっています。
翻訳の高橋啓一先生に先日お会いしたのですが、
「文章は子供向けですが、内容のレベルは結構高いですよ」
との事でした。
マンモスに興味はあるけれど、専門書はまだちょっと
ハードルが高い、という方には是非お勧めです。

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