北海道 2日目~3日目

2009年7月21日 / その他


前回からの続きです。
講演会の会場はほろしん温泉のホール。
北海道大学博士課程で首長竜の研究を
されている望月さんも駆けつけて下さいました。
札幌から車で3時間かけて来て下さり感謝なのですが、
そこはやっぱりいろいろと私の手伝いをさせられるハメに(笑)。

RIMG01760006.jpg
講演中。撮影は望月さん。
望月さんは、カメラ係だけではなく、ワークショップに
遅れて参加された方への対応や、講演中に専門的な部分での
補足をお願いしたりと、いろいろと助けて下さいました。
講演参加の方は、日頃から化石館の活動に参加されている方が
多かったそうなのですが、それだけに熱心に話を聞いて下さり、
こちらも楽しくお話させて頂けました。
時間が前後しますが、講演前、温泉のレストランで
昼食を取っていると、望月さんが温泉の名前が
印刷されている割りばしの袋を持って帰る、と。
理由を聞くと「ほろしん=Holocene、つまり完新世。
ぜひ大学の先生方に見せたい」との事。
感心すると共に、今まで気づかなかった自分の
勉強不足も痛感。
新生代については、まだまだ知識が足りません。
講演のあとは、タラソメドンの骨格をさまざまな
角度から観察しつつ、望月さんによる首長竜に関する
レクチャー。望月さんは首長竜の泳ぎ方について
研究されているので、復元模型を造る者にとっては
直結するネタが続々と。
化石体験館ジオラマ用に制作した首長竜は
望月さんの復元に関する見解をいろいろと取り入れています。
上手く纏められたか不安だったのですが、
作品を直に見て望月さんも大変喜んで下さったようで、
ホッとしました。

RIMG02860015.jpg
一周年記念、サメの歯化石封入ストラップ。
化石館スタッフが制作した物です。
こういう小物から全身骨格まで、
化石館学芸員の篠原さんとレプリカーズの皆さんは
大概の物を自前で用意してしまいます。
そして結局、札幌への帰路も望月さんにお世話になる事に。
化石館を出発して少しすると望月さんが
「これ、画像撮っておくべきでしょ!」
RIMG02060011.jpg
北海道だし、ナコルルと組み合わせると
かなりの破壊力の観光資源になるよーな。
ちょっと先にある「とまれ」の表示が
「あんまり夢中になりすぎるなよ」のメッセージかのよう。
札幌に到着後は2人でジンギスカンで夕食で1日終了。
北海道最終日は、北海道大学総合博物館で望月さんと
合流。学食で昼食食べたり、植物園を見学したり。
いろいろと面白かったんですが、長くなりそうなので
今回はここらへんで。

RIMG02850014.jpg
こんな物が空港にあるんだから、
すごい浸透っぷりだ。

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