群馬行き

2009年7月13日 / 恐竜・古生物


11日
途中、電車乗り換えの高崎駅で
漫画家・所十三さん、恐竜倶楽部会員sarsaさんと
バッタリ。さらに、目的駅で恐竜倶楽部会報編集長のBa2さん、
アクアプラント・守亜さんと合流。
今回の目的は「シーラカンス展」見学と、
この日に行われる北九州市立自然史歴史博物館・籔本美孝先生
講演「シーラカンスの謎と不思議」。
講演開始前にシーラカンス展を見学していると
京都大学博士課程の黒須さん、「絶滅哺乳類大会」共同主催の
A.E.Gさんも合流。にぎやかな展示見学になりました。

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シーラカンス展のために籔本先生の監修で製作された
全長3.8mの実物大マウソニア・ラボカティの立体骨格。
今回の目玉の一つです。

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シーラカンスの中でも変わり者と言って良い姿の
アレニプテルス。復元模型はアクアプラント・守亜さん作品。
午後1時30分より籔本先生の講演。
シーラカンスと言えば、現生種が話題になる事が多いのですが、
籔本先生の講演では化石種から判明するシーラカンスの
歴史と、現生種との比較から得られる情報など、
シーラカンスという動物全体を俯瞰できる、といって内容が濃いだけでなく、
籔本先生の語り口も楽しいものでした。
講演終了後、再度シーラカンス展会場と
常設展見学。もう13年ほど前にこの博物館に
一度来ているのですが、その時は恐竜の展示の
写真ばかり撮っていて、そのほかの哺乳類などの
写真がなかったので、それを撮影するのが
今回の目的の一つ、、、、、、、だったのですが、
群馬県博・高桑先生他皆さんにいろいろと
お話を伺っているうちに時間が無くなり、
結局駆け足で撮影。
ま、展示されている物はおおよそ把握出来ましたから、
必要になればまた来れば良いのです。

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ディメトロドンの足跡。こんな展示あったんですねぇ。
群馬県博は、古生物の展示も非常に充実しており、
特にブラキサウルス、マメンチサウルス、カマラサウルスと
3体の大型竜脚類の全身骨格が展示されている
日本でも数少ない博物館です。まだ未訪という方は
シーラカンス展と一緒に是非。
博物館閉館後は、守亜さん、黒須さんと一緒に
近くにあるという美味しいと噂のケーキ屋へ。
すると、喫茶室には博物館館長・長谷川善和先生、
シーラカンス展初日を見学に来られていた
科博・真鍋真先生、所十三さんに恐竜倶楽部組が。

RIMG00970001.jpg
という訳で記念撮影。
古生物ファン(というか、今回は籔本先生ファン?(笑))から、
日本の古脊椎動物学会の重鎮まで、年代もポジションも、
古生物への関わりかたもバラバラの皆さん。
でも、こやっていろんな人が集まって
それぞれに楽しんでいる場にご一緒させて頂くと、
古生物に関わる事をやっていて良かったな、と感じます。
その後は、守亜さんお薦めのインドカレー屋で
ご馳走になり、磯部温泉に一泊。
12日
帰宅の途中、ちょっと寄り道をして
造形作家・山崎繁さんの仕事場を訪問。
山崎さんと言えば、恐竜ファンには
海洋堂在籍の頃に手がけられた骨格シリーズが
有名かと思いますが、現在は恐竜に関わらず
様々な分野の造形をこなす造形師として
活躍されています。
といっても、個人的に気になるのは、やっぱり
恐竜・古生物ネタ。仕事場には、、、、、
RIMG01060003.jpg
とか
RIMG01030002.jpg
なものが。
近いうちに公式に発表されると思いますので、
皆さん、期待しましょう。
短い旅でしたが、今回も多くの方と
お会い出来て、いろいろ話も伺えて楽しかったですね。
現地でいろいろとお世話になった守亜さん、
博物館見学でご配慮いただいた高桑先生には
特にお礼申し上げます。

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