近畿古脊椎動物学ゼミ(+追記)

2008年9月20日 / 恐竜・古生物


以前からお誘い頂いていたのですが、
なかなか時間が合わず、やっと今回から
参加させて頂く事に。
通常は京都大学で開催ですが、
現在校舎工事中という事で、
今回は滋賀県立琵琶湖博物館が会場。

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琵琶湖博物館。私の知人の間では非常に評判の良い
博物館。規模や展示内容に、シンプルでいて
センスの良い展示の見せ方、琵琶湖に臨む
ロケーション等、確かに評判の良さにも
うなずけます。オススメですよ。

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古生物展示。昔の研究室というイメージの
展示が嬉しいです。

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黄河象。

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約1/10のミエゾウ全身骨格模型。
骨自体の造形が非常にシャープですし、
また組み立て方も自然。欲しい!
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サンバージカ。欲しい!!
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マチカネワニ。欲しいーーーーーー!!
この3点は、模型製作作家の近洋二さんによるもの。
琵琶博の見所の一つは水族展示。
琵琶湖に生息する淡水魚を中心に展示されています。

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通り抜け水槽。こんな立派な水槽なのに、
泳いでいる魚はコイ(笑)。でも、その地味さが
逆に味がありますし、この博物館の展示方針が
しっかり現れていると思います。

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チョウザメ水槽。ヘラチョウザメもいます。
毎日一回の餌やりの時間には、あのヘラチョウザメの
採食シーンがバッチリ見られます。
さて、本題の近畿古脊椎動物学ゼミ。 
今回の題は「アジアゾウの足跡を読む」
(岡本喜明氏・滋賀県足跡化石研究会)
古脊椎と言いながら、現生の象の事?
と思われるかも知れませんが、ご存知の通り
象だけではなく恐竜等でも足跡化石は多く出ます。
その足跡化石の観察のためにも、現生動物の
足跡の読み方を学ぶのは重要な事なのです。
ゼミ終了後は、草津駅に戻って懇親会。
これもまた楽しかったです。
月一回のペースで、古生物学の中でも
古脊椎に絞った内容の講演が聴けるのは
嬉しいですね。
是非、次回以降も参加させて頂こうと思っています。
*追記
今回のゼミの幹事さんから懇親会の時の
画像を送って頂きました。

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研究者、学生さんだけでなく、博物館関係者や
化石愛好家の方等、まさに老若男女
いろんな方が参加されています。
古脊椎動物学ゼミ、といっても
決して堅苦しい場ではありませんね。

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