北海道 その3

2008年4月30日 / 恐竜・古生物


28日
北海道大学へ。季節柄もあるのか、
構内は学生さんよりも観光客の方が多いくらい。
札幌駅からすぐですし、国立大学という事もあって
古い趣のある建物も多いし、緑も多い。
観光名所として成り立ってしまうのもわかります。

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有名なポプラ並木のほうには行き損ないました。
総合博物館前で望月さんと合流。
北大といえば恐竜マニアにとっては
なんといっても小林快次先生。
以前、岸和田に来られた時に何かとお世話に
なったものの、世界を飛び回っていてとにかく
お忙しい小林先生の事ですから、特に連絡は
入れず、運良く大学に居られたら少し挨拶だけでも
出来たらな、と考えていたのですが、望月さんが
事前に連絡を取って下さっていたので、
小林先生の研究室にお伺い出来た上に、
ちょっと長居してお話も出来たのでした。

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研究室にて。
絶滅・現生ワニの本、是非書いて下さい!
いや、ホントに。
出版社の方で興味のある方は、小林先生にご連絡を!
ちょっと遅めの昼食は望月さんと北大学食へ。

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「ザンギ定食」
食べると何かをグルグル回したくなります(ウソ)。
で、ザンギって何?(ググったら一発ですが)
学食なのに、メニューにお子様ランチがあるのが、
流石観光名所。
望月さんが在籍される研究室へ。
首長竜を研究されている望月さんに、
2、3点ほど普段から疑問に思っている事を
質問して、それを作品に活かせたらな、なんて思って
いたのですが、いざお話を伺い始めると出るわ出るわ
新しいネタが! 首長竜なんて、そんなに復元に大きな影響
が出るようなネタ無いだろうな、なんて思ってたのが
甘かった。 
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望月さん自作の首長竜マスコット。
単純な造りですが、望月さんの復元イメージが
しっかり出ているのは流石。

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かなりの量の論文・資料の中から
望月さんが造形に役に立つ部分のみを
選別してコピーして下さったもの。
それでも結構な量ですが。
若手の研究者の方の中には、模型やイラストに
興味があったり、実際に自分で制作される方も多く、
話を伺っても復元造形に役立つネタをピンポイントで
振ってくれる事が多くて、嬉しいですね。
続く

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