SVPレポート その5

2006年10月21日 / SVP・古脊椎動物学会, SVP2006・オタワ


20日(SVP参加3日目)
朝食後、例のディーラーコーナーへ。
本を物色していると、恐竜・古生物の本を
多数執筆されているサイエンスライター・金子隆一氏を
発見。これまでワンフェスで何度かお会いしているので、
今回もご挨拶に。
午前中は角竜を中心に研究発表。
聴講中、会場を見回すと発表を聞きながら
それを元に熱心にノートにイラストを描いている人物が。
発表のあいまに声を掛けてみると、
アメリカの大手恐竜サイト・The DInosauricon管理人・T. Michael Keesey氏だ!
「俺、あなたのサイトのアーティスト紹介コーナーに 
 登録してるんだよ」
「300人近く登録してるから
 申し訳ないが覚えてないんだ。」
「いや、気にしないで~」
一方この時、corvoさんは会場で見つけた
ウィリアム・スタウト氏に再コンタクト。
イラストを担当した本をプレゼントしたところ
サインを頼まれたそうで。
スタウト氏にサイン頼まれるなんて、名誉な事ですよねぇ。

MGP3492.1.jpg

発表が一旦終わって、皆さんがロビーに出て来て
それぞれ話が盛り上がっている所。
再びディーラーコーナーに行くと、
恐竜の模型を展示しているDinosaurDiscovery.caで話をしていたcorvoさんに呼ばれて、自己紹介する事に。
DinosaurDiscovery.caはカルカロドントサウルスの
頭部復元模型が有名な工房。
作品の写真を見せると、ティラノ(ピーちゃん)を見て
「そうだよ、お腹はこのラインなんだよ!
 俺のもそうなってるだろ!」。

MGP3490.1.jpg
これがそのティラノ。デカイです。

20061021152211.jpg
こちらは同工房の1/35スケールシリーズ。
「トリケラの前肢って、長めに表現した作品を見るけど、
 これくらいの短さでも良いよね」と感想を言うと
「だろ(ニヤリ)。ちゃんと各部の長さ・比率を計測して
 造ったんだよ!」
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原型担当のCarfield Minott氏と。
恐竜倶楽部会員で、カナダ・アルバータ大学の
学生・宮下さん、同じくアルバータ大の小西さん
と昼食に。小西さんはモササウルスを研究されている方で、
きしわだ自然資料館に調査のため来られた事も。
資料館の学芸員やスタッフの皆さんの事も良く覚えておられました。
昼食後、午後のワニ関連の発表を聞きに行くも
あまりの眠さにダウン。部屋に戻って休憩。
一息ついて、ポスターセッションへ。
会場入り口で、サインをしているスタウト氏を発見。
corvoさんと2人で、今度はこちらからサインを頼んでみると、
出来上がったのがコレ!
20061021153525.jpg
って、これサインじゃなくてイラストやん。
マジックで描いても、線の一本一本が
スタウトラインなんですよ。構図もスタウト節だし、
もうメチャクチャ嬉しい!!
続く

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