■ホルツマーデン・ハウフ博物館

2017年12月1日 / ドイツ旅行2017, 博物館・特別展見学, 海外


2017年・ドイツ旅行3日目はホルツマーデンへ。
魚竜やアンモナイト等のジュラ紀後期の化石産出地として世界的に
著名な場所。日本で見られる魚竜化石もこのホルツマーデン産の物が多いはずです。
私は今回2回目の訪問。1回目の記事はこちら


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まずはシュトゥットガルト中央駅から約40分、路線終点のKirchheim(teck)駅へ。


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バスに乗り換えて約20分。そこから徒歩15分ほど。
ちなみに博物館最寄りバス停行きは2時間に1本。


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バス停すぐ傍の表示。

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ホルツマーデンと言えば魚竜のイメージが強いですが、博物館は海ワニ推しが強いです。
このハウフ博物館は、ハウフ氏による私設博物館。
現在の館長さんで3代目ですが、初代と先代は博士号を持っておられ、
現在の館長さんも地質学を専攻、著書もあるそうです。


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入り口のドアノブがアンモナイト。


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海ワニ展示


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魚竜(テムノドントサウルス)


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ホルツマーデンの各産出場の化石を含んだ岩石が
階段状に並べられた展示。壮観です。



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1枚の状態としては世界最大級の海ユリ化石。


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アンモナイト


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魚類化石


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前回訪問時には無かった首長竜模型。
鱗の表現など、復元に関しては個人的には「そうかなぁ」と思うところもあるのですが、
立体物としては非常に丁寧で見事です。他の復元模型も素晴らしいクオリティ。


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これも前回訪問時にはなかった復元画。
アンモナイトの復元が今まで見たことのないものなのですが、
それについてはまた後日纏めます。


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ハウフ氏の名前が付けられたハウフィオサウルス。


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あのトイレ案内も健在でした。



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休憩は博物館でケーキ&お茶。お皿に魚竜マーク


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庭には実物大恐竜模型が。ホルツマーデンからは恐竜は出ないですし、
そもそもここに並んでいる恐竜はほぼ北米産なので、
これはお客さんへのサービス、というところでしょう。

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とはいえ、ちゃんとプラテオサウルスがいるのは流石。


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ハウフ博物館の向かいには、化石採集場があります。
有料でハンマーも貸してもらえます。

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この日も案内に来てくれたブラーさんが、出た化石が何なのかを見てくれます。


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これくらいのものなら、少し石を割ればパカパカ出て来ます。
もっと小さい&部分的なものなら、割らずとも落ちています。


また、採集場の方にも展示施設が。
大きなものはレプリカがメインですが、それでも普通の博物館なら十分立派な展示物でいっぱいです。
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ハウフ博物館前にてブラーさんと。
ブラーさんはシュトゥットガルト、チュービンゲン、そしてホルツマーデンと
3日間、私たちのガイドに来てくれました。
ハウフ博物館も展示解説文はドイツ語なので、ブラーさんの英語解説が無ければ、
アンモナイトの復元を始め、重要な情報を見落としていたことでしょう。
最後にはお土産のお菓子まで頂き、本当に何から何までお世話になってしまいました。

ハウフ博物館の規模はそれほど大きくはありませんが、展示物の見事さ、展示方法の美しさ、
復元イラスト・模型のクオリティ、そして化石がザクザク出る採集場がすぐ傍というロケーションと
古生物好きにとってこれほど充実した場所は世界にもなかなか無いと思います。
良いものを良い方法で良い場所で見せる、という点では理想的とも言え、
特に古生物好きでなくても、この分野で良いものを見たければ確実に
おススメ出来る場所でもあります。
これだけの博物館が私設というのがまた驚きですが、私設だからこその自由さ故の
個性的かつ美しい博物館なのかもしれません。
最初はシュトゥットガルトからのアクセスに不安がありましたが、
一度来てみればあっけないくらい簡単です。
古生物目的でドイツ訪問の際は、シュトゥットガルトチュービンゲンと合わせて
是非訪れて欲しい場所です。

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これまで訪れた他の博物館・学会参加の様子は「世界の恐竜博物館見聞記」で紹介しています。

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