■ブリガム・ヤング大学古生物博物館

2016年11月16日 / アメリカ2016年10月, 博物館・特別展見学


2016年10月25日
SVP・古脊椎動物学会のオプションツアーで
ブリガム・ヤング大学古生物博物館を見学。

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博物館に到着。
ブリガム・ヤング大学といえば私の世代であればウルトラサウルス
(その後、名前が変わったり分類が変わったり、ですが)を
報告したジェイムズ・ジェンセン氏が所属した事で有名かと思います。


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所謂旧復元ですが、雰囲気のいい模型。
と思ったら、アーティストとしても活動していたジェンセン氏の作品のようです。
尻尾の包帯?が・・・・。


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アロサウルスカンプトサウルス
カンプトサウルスのディスプレイがカッコイイ。

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トルボサウルス。これもジェンセン氏が報告した恐竜の一つ。

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カマラサウルス(モアボサウルス)。

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アロサウルスの頭骨実物化石。
この標本の前で、他の参加者さんと恐竜の唇の復元&歯の露出について話をしていたら、
そこにまた別の参加者さんが「私は歯は出てる可能性はあると思うな」と話に参加。
こういうやりとりも学会のツアーならでは。

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展示解説中。

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ガストニア。

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白亜紀の恐竜の展示は頭骨メイン。
大きなトリケラトプス頭骨は、オリジナルは確かダイナソー・ジャーニー博物館のもののはず。

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哺乳類の展示は少なめ。
といっても、他で見た事が無いものが何気にあるのは流石。

一般見学出来る展示室はそれほど大きくありませんが、そこはユタ州の博物館、
じっくり見ればそれなりに時間が掛かる濃さ。
ですが、圧巻だったのは収蔵庫。
天井の高い倉庫に何段にも、そして整然と並べられた標本の数々には本当に驚かされました。
恐竜化石のコレクションでは全米屈指とも言われているそうです。
そして私的に嬉しかったのは、ユタ州のジュラ紀の地層から発見されたドレパノサウルスの
実物標本を見れた事。
この標本について2014年のSVPで発表された際は、私の作品画像が使われました。
実はこの標本の解説が行われている時、私は「難しい英語は判らないから」と、
他の標本を見ていてドレパノサウルスが有ることに気付いていませんでした
(だって周囲も凄い標本ばかりですから)。
同じツアーに参加されていた平山廉先生が教えて下さったので助かりましたが、
もし見逃していたら今頃悶絶&悔し涙でした。

収蔵庫の様子の画像は紹介出来ませんが、その様子が判る動画があります>こちら


ミュージアムショップが無かったのはちょっと残念でしたが、
ツアー参加者にはアロサウルスが40体以上密集して見つかった事で
有名なクリーブランド・ロイド発掘地の産状図がお土産として配られました。
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上手く折り目を付けずに日本まで持ち帰る事が出来たので、額に入れてみました。



これまで訪れた他の博物館・学会参加の様子は「世界の恐竜博物館見聞記」で紹介しています。


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“■ブリガム・ヤング大学古生物博物館” への2件のフィードバック

  1. 猛勉之瑛 より:

     ご無沙汰いたしております。夏の博物ふぇすではご協力くださいまして、誠にありがとうございました。
     ブリガム・ヤング大の恐竜展示は以前から見てみたいものの一つで、ことに「ウルトラサウルス」、カテトサウルスとバックヤード(中でも金子隆一さんのいう「完全成熟したスーパーサウルス」)は生で拝見したいと思っております。いつか幕張で「過去20年の発掘成果」としてまた展示してくれないかな。
     クリーブランド・ロイドの化石産状図は拡大して拝見できませんでしたが、それでもこの発掘現場が世界的に有名である理由を語るに十分なものでした。この中にまだ未発見の新種やヌシサイズの個体がおるのではないかと思うと、怖いと同時に好奇心もわきます。発掘のボランティアができるならぜひ‼

  2. afragi より:

    猛勉之瑛 さん
    こちらこそご無沙汰しております。
    バックヤードには、ご指摘のような標本もあったのかもしれませんが、
    ちょうど知り合いの日本人研究者さんが調査に来て居られ、
    そちらのお話を聞いていたりで時間切れになってしまいました
    (それはそれでラッキーな事でしたが)。
    クリーブランド・ロイドもそうですが、ユタ州の博物館をこれだけ
    回ると、ユタ州の凄さというか恐ろしさが身にしみます。
    発掘・研究される方には、今なお宝の山のような地域ですね。

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