第二回・たんば恐竜塾

2014年12月11日 / その他


12月6−7日
第二回・たんば恐竜塾が開催されました。
6日 13時
丹波竜化石工房・ちーたんの館に講師・参加者が集合。
丹波市恐竜課担当者さんからの簡単な挨拶と
講師紹介の後、館内見学。

th_DSCN9968.jpg
丹波竜ことタンバティタニスの第一発見者の1人・村上茂さんによる解説。

th_DSCF1480.jpg
th_DSCF1486.jpg
タンバティタニス学名発表に合わせた企画展・特別展示も。
丹波竜発掘現場へ移動。

th_DSCF1390.jpg
ここでも村上さんによる解説が続きます。

th_DSCF1436.jpg
丹波竜発掘現場。現在は発掘も終わりコンクリートで
蓋をされ、その上に丹波竜の埋まっていた状態を
イメージした絵が描かれています。

th_DSCF1478.jpg
発掘現場l見学後は、近くの元気村かみくげにて
化石発掘体験コーナー。
丹波竜が発掘された地層の岩石を細かく割り、
化石を探します。
残念ながら今回は化石は見つからず。
寒波で気温も低い中、参加者皆さん集中して
いたせいか、寒さも忘れていたとか。

th_P1000102.jpg
とはいえ、やはり寒いので、早速すぐ側の売店で
恐竜焼きで一休み。
丹波竜化石工房に戻り、
大阪市立自然史博物館・林昭次先生による
最新恐竜講座。

th_DSCN9975.jpg
ヨロイ竜・剣竜類の研究を行われている林先生の
研究成果をメインにお話されました。
また、篠山層群から発見されている化石の世界的な意義と、
ヨロイ竜の更なる発見の可能性にも言及。
その後、参加者との質疑応答が続き、
この後の夕食会で延長戦という事に。
夕食・宿泊は前回に第一回と同じ
丹波市柏原の丹波悠遊の森にて。
夕食の後もコテージにて二次会が続きました。
7日
朝食の後、丹波竜化石工房にて
丹波竜復元ワークショップ。

th_DSCF1521.jpg
th_DSCN9983.jpg
作業の合間に、化石クリーニング用の
エアチゼル使用体験。なかなか貴重な機会。

th_DSCF1550.jpg
骨格復元完成品。
このワークショップは2度目・3度目という方は
敢えて旧復元等に挑戦。
産出状態を作ったのは小学5年生。
前日の村上さんの解説を基に、頭とシッポを近づけ、
未発見の四肢は遠くに流された、もしくは
肉食恐竜に喰いちぎられた、という解釈です。
恐竜塾のプログラムはこれで終了ですが、
この日は丹波竜及び篠山層群の化石を研究している
兵庫県立人と自然の博物館にて展示解説があるとの事で、
そちらに移動。解説に参加し、館内を見学して解散となりました。

th_th_DSCF1587.jpg
今回も関西圏だけでなく、愛知や関東からの参加者もおられ、
中には前回からのリピーターも。
皆さん熱心なだけに、講師の林先生や村上さん、
また参加者同士との交流も活発で、
丹波竜・そして恐竜を楽しみ尽くして頂けたように感じます。
このような企画が実現、しかも第二回まで行えたのは
丹波市・恐竜課の皆さんのサポートあってこそです。
臨機応変の対応や提案、各手配等で、
私の当初の企画以上の内容になりました。
また、その企画をしっかりと楽しんで下さった参加者の皆さんにも
感謝しております。
参加者さんによるレポートはこちら
また、前回の様子はこちら

■プロフィール

■カテゴリー

■アーカイブ

TOPへ戻る