レーヴェントール博物館、再び。

2012年6月7日 / 2012年 ベルギー・ドイツ


5月31日
シュトゥットガルト到着後、一旦荷物を駅前の
ホテルに預け、早速レーヴェントール博物館へ。
中央駅から市内電車で数駅、10分程度。
最寄駅を降りると、ほぼ目の前と言って良い場所。
詳細は去年の記事を。

s-R0020826.jpg
最寄駅にある表示。
今年は、展示見学よりもバックヤード見学がメイン。
それも、標本ではなく、バックヤードで働く方々や仕事場を
見学させて頂きました。
ノリは「ギャラリーフェイク」のメトロポリタン美術館の回。
バックヤードの画像はブログには載せられませんが、
古生物分野の化石のクリーニングや模型製作を担当する
プリパレーターだけで5人以上はいるのでは?
それぞれのスタッフに個室があるのですが、その部屋数は
もっとあったような。私も数人、古生物担当プリパレーターを
紹介して貰いましたし。さらに大きな模型製作等に使用する
作業室も別にあります。
どの部屋も大きな窓があり、室内は作業にちょうど良い明るさ
(と思うんだけど)。
案内して下さったプリパレーターの方が使っていた
標本庫の鍵に私の製作したヘノドゥス・ストラップが付いていました。
去年差し上げたものですが、この博物館の標本を守る鍵に
自分の作品が付いているのは、かなり嬉しい。
と、画像無しの記事も詰まらないので、
去年撮り忘れて、今回撮り直し出来た画像を。

s-R0020840.jpg
ノトサウルス・ギガンテウス(中央)と、他のノトサウルス類との
頭骨の大きさの比較がわかる画像。
左右の頭骨のノトサウルスは、ノトサウルスとしては一般的な
全長3m前後のもののはず。
ギガンテウス、名前通り大きいなぁ、、、、、。


大型魚竜・テムノドントサウルス。

s-R0020852.jpg
デイノテリウム、背中から。

s-R0020975.jpg
s-aR0020928.jpg
プラテオサウルスがメインの実物大ジオラマ。

s-R0020969.jpg
ミュージアムショップ。
小ぶりですが、なかなか良い品揃え。
去年に続き2回目の訪問になりましたが、それでもやはり
展示物はため息物ばかりの素晴らしさ。
シュトゥットガルトは良い規模で大都市ですし、自然史系の博物館は
このレーヴェントール博物館とローゼンシュタイン博物館
(その2つを合わせて州立シュトゥットガルト自然史博物館。
同じ公園内にあり、徒歩約10分の距離)、
そしてローゼンシュタイン博物館のそばには
ヴィルヘルマ動物園とそれぞれを回り易い立地。
またそれがシュトゥットガルト中央駅から数駅という
近さ。この後に紹介するテュービンゲンやホルツマーデンも
日帰り出来る距離でもあります。
ガイドブック等にはまず出てこない施設、場所ですが、
もし古生物展示(恐竜メインでは無いけれど)目的の海外旅行を
計画されるなら、シュトゥットガルトを中心とした旅程を
是非お薦めします。
古生物・自然史以外でも、歌劇場やベンツ、ポルシェの
各博物館もありますし(むしろ、そっちのほうが有名ですが)。
ドイツ編続く
・・・
次回予告
s-s-R0021325.jpg
カメとビールとソーセージ!
>「世界の恐竜博物館見聞記」ホームへ

■プロフィール

■カテゴリー

■アーカイブ

TOPへ戻る