カテゴリー「SVP・古脊椎動物学会」の記事

■SVP・古脊椎動物学会 in ブリスベン

2019年12月2日 / SVP2019・ブリスベン, 学会, SVP・古脊椎動物学会

2019年10月にオーストラリア・ブリスベンで開催された
SVP・古脊椎動物学会に参加しました。





学会初日のウェルカムパーティーはクイーンズランド博物館で開催。










3日目の夜はオークション。参加者が持ち寄った品をオークションにかけ、
売り上げは学会への寄付となります。





小田隆さんのシーラカンス、オークション中。


今回の大物出品物。


出展ブースから。



ティラコレオ頭骨キーホルダー。


オーストラリアだけあって有袋類グッズが多いのが嬉しい。
ディプロトドン、タスマニアタイガー、あと有袋類ではないですが
ディンゴのフィギュアを買いました。



こちらは中国からの出展。
研究者も参加してグッズ製作をされているそうです。


他にも色々来てました。








ウィリアム・スタウト氏と「世界の恐竜MAP」を見てもらいながら。

スタウト氏の著作




韓国のJin-Young Parkさん。
今回のSVPではヨロイ竜・タラルルスについての発表をされていました。
画像はParkさんが監修した絵本を頂き、それにサインを貰っているところ。
この絵本ではParkさんは監修だけですが、ご本人もイラストが描ける方なので、
サインにもイラストをお願いしました。

頂いた絵本。





最終日の夕食会&授賞式








色々食べました。






ビールのラベルがタスマニアタイガー。



往路復路共にシンガポール経由


初めてのチャンギ空港。




今回も行き帰りの道中が一緒になったり、
食事をご一緒して下さったり、動物園見学に誘って下さったり、
宿泊先の部屋をシェアしたりと沢山の方にお世話になりました。
お陰で初めての南半球&オーストラリア、堪能です!
ありがとうございました!

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■クイーンズランド博物館

2019年11月14日 / SVP2019・ブリスベン, 2019年 オーストラリア, 博物館・特別展見学, SVP・古脊椎動物学会, 海外

2019年10月
オーストラリア・ブリスベンにあるクイーンズランド博物館を見学しました。








ムッタブラサウルス
私世代ならオーストラリアの恐竜といえば
このムッタブラサウルスではないでしょうか?
ムッタブラサウルスの全身骨格は福井でも見られますが、
やはりこの本で何度も見たポーズを現地で見られるのは
嬉しいです。




クンバラサウルス。元はミンミとされていた標本。
見事な保存状態&クリーニング。体表の細かい鱗までしっかり残っています。



足跡化石。世界でもトップクラスの足跡集合化石だそうです。




メガラニア。全長約7mと推定されるオオトカゲ。



大型両生類・シデロプス
以前造形して以来、一度実物を見てみたいと思ていた
標本です。その割にはこの博物館にある事をすっかり
忘れていて、平山廉先生と集合した際に教えて貰って
ビックリしたりでしたが。


シデロプスとの対面で喜んでいると、平山先生が記念撮影を
して下さいました。


オーストラリアと言えばやはり有袋類。


大型カンガルー。現生カンガルーとは同属別種のようです。
左は現生カンガルー。




ディプロトドン。史上最大の有袋類。





現生動物もオーストラリアの動物で構成。













恒例の博物館で食事。美味しかったです。




ミュージアムショップ



ディプロトドンが主人公の絵本。


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古生物の展示はそれほど多く無く、クィーンズランド産の脊椎動物化石+足跡化石メイン
(というかほぼそれだけかな?)。
ただ、一つ一つが他の国ではあまり見られない&見事な保存状態のものが多く
見応え十分でした。また学会期間という事で、研究者の皆さんと一緒に
展示を見学出来たので、色々と解説して頂けてより楽しい見学になりました。


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これまで訪れた海外の博物館・学会等の様子は
「世界の恐竜博物館見聞記」で紹介しています。





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■カランビン・ワイルドライフ・サンクチュアリ

2019年11月3日 / SVP2019・ブリスベン, 2019年 オーストラリア, 博物館・特別展見学

2019年10月
SVP・ブリスベン大会最終日翌日。
研究者さんたちに誘って頂き、
オーストラリア・ゴールドコーストの
カランビン・ワイルドライフ・サンクチュアリを見学。


まず入口にあるレストランで昼食。







ディンゴ。
思いのほか「犬」で妙に感動









ツカツクリの巣


絶滅種・ディプロトドンの解説。



園内のアチコチにいる野良トカゲ。


アボリジニのダンスショー。


ビーチには行きませんでしたが、ゴールドコーストという場所に
ちょっと滞在出来ただけで、オーストラリアに来た感がより堪能出来ました。

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■アルバカーキ動物園

2019年1月15日 / SVP2018・アルバカーキ, 博物館・特別展見学, 海外

2018年10月
SVP・古脊椎動物学会翌日、アルバカーキ動物園 (ABQ BioPark zoo) を見学しました。















お昼ご飯。


レストランにいた孔雀。



おやつ。日本のソフトクリームとは味や質感が違いました。





ブチハイエナの赤ちゃんが見られて嬉しかった!
2ヶ月前くらいに生まれたばかりだったようです。



カメ展示にこっそりいた某忍者。


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これまで訪れた海外の博物館・学会等の様子は
「世界の恐竜博物館見聞記」に纏めています。


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■SVP・古脊椎動物学会 in アルバカーキ

2018年12月5日 / SVP2018・アルバカーキ, SVP・古脊椎動物学会

2018年10月17~20日にアメリカ・ニューメキシコ州
アルバカーキで開催の古脊椎動物学会に参加しました。
4日間で口頭・ポスター合わせて800以上の発表が行われます。
また展示・レプリカ製作業者や化石クリーニング機器、書籍・出版関係や
アーティスト等が出展するディーラースペースもあります。



会場のコンベンションセンター。





初日の夜は、ニューメキシコ自然史科学博物館でウェルカムパーティー。



博物館で食事をしながら&もちろん展示を見ながら、研究者さんや同業者、
友人とアレコレお話が出来ます。このパーティーがSVP参加の大きな楽しみの一つです。
また、今年は特別展「Picturing the Past」に私の作品も展示されているという事で、
いつも以上に沢山の方とお話が出来ました。


特別展にサハラステガ頭部復元模型が展示されているタイラー・ケイラー氏と。
ケイラー氏のTシャツが良いですね(良くこんなの持ってるなぁ)。


ディーラースペースにはお馴染みの古本屋さん。

古生物から現生動物まで、書籍や論文が扱われています。




ユタラプトルヌイグルミ。



テスケロサウルス”Jonathan”復元骨格レプリカ。



ニジェールサウルス復元頭骨と、その復元作業を担当したタイラー・ケイラーさん。
ウエルカムパーティーに続きTシャツが良いです。

3日目の夜はオークション。参加者が持ち寄った品をオークションにかけ、
売り上げは学会への寄付となります。


まずはサイレントオークション。
机に並べられた出品物の横に置かれた紙に希望額を記入、一番高額で入札した人が落札です。
オモチャから論文、レプリカまで様々なものが並びます。



小田隆さんの出品。
原画ではなく印刷したものにも関わらず、最終的に結構スゴイ金額になっていました。


私はちょうどアメリカへの出発当日に届いたフェバリット社・恐竜スカルシリーズを
幾つか出品しました。





次はライブオークション。オークショニアが進行、落札希望者は手をあげて参加です。
毎年恒例のオークションスタッフの皆さんのコスプレ。今年はドラマ「ドクター・フー」でした。



大物の出品も。


オークション会場で見かけた「やっぱり居ますよね」な方。



こちらは参加者さんが連れていたアンズー。

良くできてる&カワイイ。


最終日の夜は夕食会〜各賞授賞式〜打ち上げパーティー。


今年は宮下哲人さんが学生の口頭発表の中から選ばれるローマー賞を
受賞されていました。日本人のローマー賞受賞は3人目(かな?)。
私がSVPへの参加を始めてからは初めてです。
おめでとうございます!



毎年楽しいSVPですが、今年は昔から来たかったニューメキシコ自然史科学博物館を
訪問出来ただけでなく、そこで自分の作品の展示があるという嬉しい機会になりました。
今回も日本からの参加の先生方・学生さんには大変お世話になりました。
美味しいお店や交通の面でのアドバイス、とても助かりました(今年は特に!)。


そして来年は、、、

行きたいな〜。赤道越えたことないんですよね。

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これまで訪れた海外の博物館・学会等の様子は
「世界の恐竜博物館見聞記」で紹介しています。

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■古生物アート特別展「Picturing the Past」at ニューメキシコ自然史科学博物館

2018年11月11日 / SVP2018・アルバカーキ, 作品展示, 博物館・特別展見学, 海外

2018年10月〜2019年1月までアメリカ・アルバカーキの
ニューメキシコ自然史科学博物館で古生物アートの特別展「Picturing the Past」が開催。
私の作品も展示される事になりました。

入口にはRJ Palmer氏のティラノサウルス。







2つの部屋に80点以上の作品が展示されています。


ほとんどがイラスト作品ですが、変わった手法の作品も幾つか。


紙製の三葉虫。



こちらも紙製。




キルトのタペストリー。




サハラステガ頭部復元模型と制作者のタイラー・ケイラー氏。
タイラー氏はティラノサウルスの子供・ジェーンやニジェールサウルス等の復元模型だけでなく、
それぞれの頭骨復元も手掛けた作家です。
最近ではドリプトサウルス実物大復元模型を制作されていました。
また、日本では私とケイラー氏の作品で構成された「ほんとのおおきさ恐竜博」

ケイラー氏の作品製作が紹介されている「恐竜の復元」

も出版されています(「恐竜の復元」は絶版ですが)。


私の出品作品・Citipati






ケイラー氏と一緒に。ケイラー氏のTシャツが昭和ガメラなのがポイント(?)




この博物館では、今年の SVP・古脊椎動物学会の初日のパーティが行われました。
特別展会場にも学会参加者が多くこられ、作品を見て頂きながら色々な話が出来る機会になりました。



今回の特別展のメインスタッフでもあり、イラスト作品が
この博物館の常設展示にも採用されているMatt Celeskey氏と
エダフォサウルスの新種の復元画。
地味ですが今まで発見されたエダフォサウルスとは大きな違いを持っています。
今回の学会でもCeleskey氏がその標本について発表されていました。
公式の発表が楽しみです。

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古生物アートに関して、これだけの規模で開催された展示会は
過去にもあまり例が無い試みだと思います。
私にとっては憧れの博物館の一つだったニューメキシコ自然史科学博物館で
作品が展示され、また多くの方とお話しが出来るという夢のような機会になりました。
立体の出品作品が少なかった事もあり、学会中も初対面の方に
「特別展のCitipati作りました」で結構皆さん覚えて下さっていたのも有り難かったです。



特別展の紹介動画です。私の作品も紹介されています。





パーティの折に会場に準備されていたテーブルから。

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これまで訪れた海外の博物館・学会等の様子は
「世界の恐竜博物館見聞記」で紹介しています。


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■ニューメキシコ自然史科学博物館

2018年11月8日 / SVP2018・アルバカーキ, 博物館・特別展見学, 海外

2018年10月
アメリカ・ニューメキシコ自然史科学博物館を見学しました。






古生物アートの特別展「Picturing the Past」が開催中でした。
この特別展については、こちらで紹介しています。



中央ホールにティラノサウルス”スタン”


ジュラ紀の展示。セイスモサウルス、サウロファガナクス、ステゴサウルス等。





セイスモサウルスは発見部位を別に展示していました。



サウロファガナクス。



始祖鳥の模型と鳩の剥製。
始祖鳥の模型の雰囲気が良いです。





ニューメキシコといえば三畳紀!





プラケリアスレドンダサウルス


コエロフィシスの群集化石





アエトサウルス類のティポトラックス(Typothorax)




フィトサウルス類頭骨


これだけフィトサウルス類の頭骨を一度に見られる場所は他にはそう無いでしょう。



妙に推されて(?)いるトリロフォサウルス(Trilophosaurus)


ティポトラクス・その2


昼食は館内のレストラン。





ビスタヒエヴェルソル頭骨




パラサウロロフス頭骨。
有名な恐竜ですが、これだけ状態の良い頭骨を間近で見られる事は
なかなか無いと思います(あとで博物館関係者の方とお話しした時も自慢してましたし)。



ヨロイ竜・ジアペルタ。



ペンタケラトプス頭骨。
かなり状態の良い標本から復元したもののレプリカだそうです。


中生代展示ほどの規模ではありませんが、新生代の展示もあります。

化石種ラクダのカメロプス(Camelops)子供とコロンビアマンモス。
カメロプスは全身の95%が見つかっており、
カメロプスとしては一番状態の良い標本だそうです。



両生類・エオキクロトサウルス(Eocyclotosaurus)。
2015年に新種記載された標本のようです。



ミュージアムショップ。


ニューメキシコ自然史科学博物館は、日本ではあまり見られない三畳紀の
標本が多いという事で、ずっと行きたいと思っていた博物館でした。
三畳紀の展示の幾つかは数年前に福井県立恐竜博物館の特別展等で見てはいたのですが、
フィトサウルス類の頭骨展示など、現地ならではの展示・雰囲気はやはり良いものです。
アメリカの他の自然史博物館に比べればそれほど大規模な施設ではありませんが、
展示物一つ一つに重要性や見所の多いものが多く、じっくり時間を掛けて見るには
丁度良い規模・質かと思いました。

ちなみにアクセスですが、アルバカーキにはトラムや路面電車のようなものは無く、
私は街の中心から片道徒歩40分ほどかけて往復しました。
またアルバカーキはタクシーが少ない街だそうで、ホテルや博物館で
タクシーを頼んでも少し(結構?)待たされる事もあるかと思います。


この博物館については、三畳紀ホールのリニューアル作業を紹介した
書籍が出版されています。写真も多いです。


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これまで訪れた海外の博物館・学会等の様子は
「世界の恐竜博物館見聞記」で紹介しています。


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■ヒューストン自然科学博物館

2018年11月2日 / 博物館・特別展見学, SVP・古脊椎動物学会, 海外

2018年10月
SVP・古脊椎動物学会参加前にヒューストンに寄り、
ヒューストン自然科学博物館を見学しました。


2012年に大幅な増築・リニューアルが完成した古生物ホールは
あのロバート・バッカー氏の指揮によるものだそうです。
そのせいか、展示されている恐竜・古生物骨格も全体的に
アグレッシブなポーズです。おまけに展示骨格の数も多いので
非常に見応えがあります。



そのアグレッシブな復元の代表と言えるのが、この後肢で立ち上がったステゴサウルスでしょう。


アロサウルスとの対峙、という構成です。アロサウルスはビッグ・アル2の通称で知られる個体。





こちらも後肢で立ち上がったディプロドクス。




ゴルゴサウルス。足元にあるのはブラキロフォサウルスのミイラ。





ティラノサウルス対デンバーサウルス
ティラノは愛称・Wyrexと言われている個体です。




ティラノサウルス対ケツアルコアトルス。
ケツアルコアトルスの全身骨格は、卵を守る2体と空を飛ぶ1体の計3体です。
こちらのティラノは愛称・バッキーと言われる個体。




ティラノサウルス対トリケラトプス
このティラノは愛称・スタンです。




そしてこの博物館の恐竜展示の目玉と言って良いトリケラトプス皮膚印象化石




ジュリエラプトル(julieraptor)


恐竜以外の古生物の骨格も充実。
こちらも他では見られない物・ポーズが多いです。



ポストスクス対デスマトスクス




ウィンタテリウム




泳ぐプラティベロドンを襲うメガロドン




疾走するキロテリウム。




キリンの仲間のシャンシテリウム




上から降ってくるマンモス&人間。恐らく狩で崖に追い詰められたマンモスと
巻き添えを食った人間、ではないかと(確認し忘れました)



全身骨格展示の数と迫力に圧倒されますが、もう一方で凄いのが
三葉虫コレクション展示。様々な形の三葉虫の見事なクリーニングが行われた標本が多数あります。










復元画の多くはJulius Csotonyi氏によるもの。
これは古生物ホール増築の際に製作されたものだそうです。


一方でおそらくリニューアル前からあったと思われる
ウィリアム・スタウト氏の作品も展示されていました。



スタウト氏の彩色画の原画を見たのはこれが初めてかと思います。
筆のタッチもじっくり見られて嬉しいです。



現生動物展示もしっかりしています。








こちらは驚異の部屋・ヴンダーカンマー風の展示





宝石・鉱物を加工した動物彫刻の特別展



この作風、見覚えなるな、と思ったら、昨年訪れたドイツ・イダー・オーバーシュタイン
彫刻師・Gerd Dreher氏の作品展でした。



ミュージアムショップ

まず入口にヘスペロサウルスが!


現代風のコーナーと

驚異の部屋風のスペースがあります。



隕石に立ち向かうアベンジャーズな恐竜達Tシャツ。




こちらはパックマン風。


リニューアルの際にはネットでも結構話題になっていた、アグレッシブな
ポーズの骨格組み立てを目当てに訪れた博物館でしたが、三葉虫コレクションや
その他の展示も素晴らしく、予想を大きく上回る内容でした。
ヒューストンといえばNASA=宇宙、というイメージでしたが
空港などではその宇宙関係と並んで自然科学博物館の紹介があり、
そして実際に展示を見て納得、確かにそれだけの規模・内容です。
今回ヒューストンでは宇宙関係施設までは見学出来ませんでしたが、
宇宙と恐竜・古生物、両方に興味のある方ならヒューストンは
絶対にオススメです!
アクセスも比較的簡単で、市内を走るトラムに最寄り駅があります。
ただ上りと下りで最寄り駅のホームが一つ違う通りになっていました。

ちなみに、博物館の近くには動物園もあるという事に帰国後に気が付きました。
見逃したのが残念です。


お昼は館内のマクドナルドでした。


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これまで訪れた海外の博物館・学会等の様子は
「世界の恐竜博物館見聞記」で紹介しています。


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■カルガリー動物園

2017年10月11日 / SVP2017・カルガリー, 博物館・特別展見学

2017年8月27日
カルガリー動物園を見学


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「プレヒストリック・パーク」入口。
恐竜の実物大模型を配置したエリアです。


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マスコットキャラのサムくん。


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10体の恐竜模型のうち、約半数は恐らくシンクレア石油が1960年代に
製作した実物大模型(オリジナルかどうかは分かりませんが)。
子供の頃に本で何度も見た、憧れの恐竜達です。
今回、こうして実際に見る事が出来たのはロイヤル・ティレル博物館と共に
念願叶って、でした。

マップを見ると一部工事中ですし、ネットで見ると過去にもっと恐竜の模型が
あったようです。もしかしたら改装中で恐竜の数も減っていたのかな、と。


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顔出しがパキリノサウルスなのは、流石アルバータ州。



原猿放し飼いエリア。
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プレーリードッグ。



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バイソン。


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カワイノシシ。今回の個人的にツボった動物。
調べても見たら日本国内の動物園でも何箇所か飼育しているよう。
また機会があったら、そっちも見に行きたいです。


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キリン&カバ


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恒例の動物園での食事。


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ショップ


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レッサーパンダTシャツ。いい顔。

昼前から閉園近くまでいても結局全部は見て回れまわれなかったのは残念でしたが、
シンクレアの恐竜達と川の字で寝るカワイノシシが見れたので十分納得です。

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他の博物館などの見学の記事は「世界の恐竜博物館見聞記」に纏めています。

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■SVP・古脊椎動物学会2017 in カルガリー

2017年9月30日 / SVP2017・カルガリー, 学会, SVP・古脊椎動物学会

2017年8月23〜26日、
カナダ・カルガリーで開催のSVP・古脊椎動物学会に参加しました。

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カルガリー空港のロイヤル・ティテル博物館案内。
カルガリーには学会2日前に到着。学会前日はロイヤル・ティレル博物館を見学しました。


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学会会場近くの通りの学会歓迎タペストリー。

SVPは Society of Vertebrate Paleontology
(古脊椎動物学会)の略称。
古生物の中でも脊椎動物、つまり魚類・両生類・爬虫類・
鳥類・哺乳類の研究者が世界中から集まる学会です。
もちろん恐竜もその中に含まれますし、恐竜の発表がかなりの
割合を占めます。実質、世界最大の恐竜学会でもあります。

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ポスター発表会場。毎日発表は入れ替えです。


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出展コーナーにあった実物大ベロキラプトル人形。
首等が動きます。

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初日夜のウエルカム・パーティー。
今回の会場は科学館・テラス・スパーク。

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テラス・スパークには古生物の展示はありませんが、パーティーのために実物化石が展示されていました。
これだけの物を持って来てしまう&ケースも何もなし、というのは流石SVP&カルガリー。

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ホテルの部屋からの眺め。

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泊まっていたホテルのロビーにあった彫刻。
カルガリーで活動している彫刻家の作品のようです。
この作品の横のソファが気に入っていて、そこで休憩したり
知人や研究者さんと話をしたりする事が多かったです。


3日目夜は恒例のオークション。
参加者が品物を持ち寄りオークション。打ち上げは学会への寄付になります。
まずはサイレントオークション。品物が机に並べられ、その横に金額を書き込む紙が
置かれています。最終的に一番高い金額を書き込んだ人の勝ち。
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私は原型を担当したフェバリット社・カンブリアモンスターミニモデルセットを出品。
定価を超える入札があるとやはり嬉しいです。

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手前の有名なイグアノドン骨格組立画のポスターは
ウチに遊びに来られたKoen Stein氏の出品。
私も欲しかったのですが、やはり結構な入札額になっていて諦めました。

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リストロサウルス・ビアマグ。
使うときは頭が下という事で、一度ビールを注がれたらテーブルに置けない=飲み干さないとダメ、
という奴です。


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サイレントオークションの後はライブオークション。
毎年恒例のオークショニアの皆さんのコスプレ、今年はガーディアンズ・オブ・ギャラクシー。

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ライブオークション出品物には、早速あのボレアロペルタ頭骨レプリカが!

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こちらはゴルゴサウルス頭骨。これも良いレプリカです。



最終日はバンケット・アワード(夕食付き受賞式)なのですが、
ちょっと疲れ気味で今年はパス。その後の打ち上げパーティには参加しました。

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コロナビールで打ち上げ。
ラベルのドラゴン?がロンギスクアマっぽくてお気に入りなのです。
有名な先生がバックに何気に写っていますが。



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通常は9〜11月開催のSVPですが、今年は8月末。
発掘シーズンという事もあってか、規模はここ数年に比べ若干小さめかな、という印象でした。
また私にとっては、初海外・初SVPだった2006年以来、2度目のカナダ。
前回は他の国は全く経験が無いので、カナダらしさも判らなかったのですが、
この10年間にそれなりに外国も訪れて、今回はカナダらしさを楽しめたように思います。

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これまでの海外の学会参加や博物館見学は「世界の恐竜博物館見聞記」に纏めています。

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