国立恐竜記念公園

2014年5月16日 / 2014年 コロラド・ユタ


th_DSCN0677.jpg
アメリカ・ユタ州にある国立恐竜記念公園
(Dinosaur National Monument)。
ジュラ紀後期の恐竜化石が大量に発見された露頭を
そのまま展示にしたこの場所は、私が子供の頃から
書籍等で繰り返し見た、憧れの場所の一つです。

th_DSCN0669.jpg
ビジターセンターの前のステゴサウルス。
何故かホルスタインカラー。昔、本で見た時はこんな色じゃ
無かったはず、と思っていたら
th_DSCN0673.jpg
これまでのカラーバリエーションの記録がありました。
なかなか過酷な環境なので、定期的な塗り直しが必要なのかも。

th_DSCN0696.jpg
展示室2階から。

th_DSCN0749.jpg
こちらは1階から。途中、露頭、そして露頭に現れている
実物化石を触る事が出来る一角も。

th_DSCN0681.jpg
ここのシンボルとも言えるカマラサウルス頭部。
頭部も見事ですが、左下の後肢も凄い保存状態。

th_DSCN0701.jpg
どこを見ても何か凄いものがあります。

th_DSCN0705_201405151556577ef.jpg
カマラサウルス幼体。
最も完璧な保存状態の竜脚類化石の一つ
(発見状態そのままではないようですが)。
これはレプリカ。発見されたのはこの公園内ですが、
化石の収蔵はカーネギ博物館だったはず。
2000年に新種のアロサウルスとして報告された
アロサウルス・ジマッドセニ(jimmadseni)
th_DSCN0708_201405151556589ef.jpg
th_DSCN0724-1.jpg
見事な胴体部。

th_DSCN0716_201405151557005e3.jpg
頭部の内側が見えます。

th_DSCN0734.jpg
そして、世界で最も完全なアロサウルスの頭骨の一つ。
補修された部分の色が違うので、その部分の少なさが
保存状態の見事さを現しています。
歪みも無く、まさにアロ顔!
th_DSCN0743.jpg
ステゴサウルスの赤ちゃん。
露頭に埋まったままの大量の化石を見ると
「なんでこれ、取り出して研究しないんだろう?」と思ってしまいます。
が、この後のコロラド・ユタの博物館見学で
様々な展示・収蔵標本を見るうちに
「アレくらいはあのままで良いんだろうなぁ」と納得するほど、
とにかく凄まじい量の化石が見つかった事に驚きます。
そういった感想が持てた事、そしてこの地域でも
代表的な化石の産出状態を見られたという事でも、
今回の集会で最初にここを訪問出来たのは良かったです。

th_R1012179.jpg
ビジターセンターのショップ。
この後の野外見学に備えて、ここで帽子を買いました。
>「世界の恐竜博物館見聞記」ホームへ

■プロフィール

■カテゴリー

■アーカイブ

TOPへ戻る