SVP2010inピッツバーグ 2

2010年10月16日 / SVP・古脊椎動物学会, SVP2010・ピッツバーグ


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エキシビション会場
化石クリーニング用具や、先日見学したPFPのような
展示業者・グッズや書籍販売ブースが並びます。

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こちらは古脊椎動物専門の古書業者。
一般書だけでなく論文・研究書等が
販売されています。ちゃんと、魚類から哺乳類まで
カテゴリーに分けてあるので、お目当ての物が捜しやすい。
今回もここで相当な買い物をしてしまいました。

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こちらも古書業者。こっちでも結構な冊数を購入。

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で、ここの店には、随分前ですが私が原型を担当した
アルバートサウルスのフィギュアが。
ちょうどタイラー・ケイラーさんが通りかかったので、
記念撮影。
その後、このフィギュアを囲んで話し込んでいる一団を
発見。ダメ出しでもされているかも、と、ドキドキしながら
「それ、俺が原型やったんだけど、、、」と声を掛けると、
「そうなのか! 最近の作品見せてくれるか?
 ウェブサイト持ってるか?」と数人に囲まれたり。
この古書業者には、非常に状態の良い
「恐竜学最前線」がかなりの数揃っていました。
最後まで迷いましたが、他の本を買いすぎて断念。
結局、タイラー・ケイラーさんが全部購入していましたが。

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その「恐竜学最前線」の読者投稿に掲載されている、
若かりし頃の私の作品を発見。
それを去年のSVPでコルバート賞を穫った
木村さんに音読される罰ゲーム的展開。
隣は、先日のツイッター企画にゲスト参加して下さった
荻野さん(今回はAgriotherium の新標本についてポスター発表)。
私がこの作品を投稿した時には、将来こんな形、
こんな場所で研究者さんに弄られる事になろうとは、
夢にも思いませんでした。
、、、、多分、これも今まで頑張った
ご褒美なんだろう、きっと(笑)
2日目の夜は、古生物アーティストの食事会が開催。
結局、研究者にも声を掛けて参加者を募ったので、
アーティストの食事会、という主旨からは少し外れましたが、
それでもアーティスト比率は高いのです。

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この食事会の主催者マイケル・ハビブ氏による挨拶。
Habib氏は今回、翼竜の飛行能力についてポスター発表を
されていました。

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私たちの隣のテーブルの皆さんと記念撮影。
私のすぐ隣が、あのグレゴリー・ポール氏
その右がヘレン・チュウさん、その後ろがトレイシー・フォード氏
一番右が小田隆さんです(私のすぐ後ろの方は名前を確認するのを
忘れていましました)。

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小田さんの作品を見るニック・ガードナー氏(今回のSVPでは、双弓類のヨウンギナの脳について発表)。
ガードナー氏は、クリーブランドでのSVPで知り合って以来、
メールのやりとりがあり、また彼のブログでの
論文紹介は恐竜以外の古生物ネタが多いので、
良い情報源になっています。
この会場では、ロウレンス・ウィトマー氏
挨拶出来たのが嬉しかったですね。
恐竜の生体時の鼻孔の位置の研究
著名な論文が多く、テレビ出演も多い
スター研究者の一人と言って
良い存在かと思います。
ウィトマー氏くらい有名な研究者になると、
SVP会場では常に誰かとお話されていて、なかなか
話しかけるタイミングが持てないのです。
ピッツバーグ編 続く
タイラー・ケイラー氏 作品掲載書籍

グレゴリー・ポール氏著作

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