SVP2009inブリストル 戦利品編

2009年9月29日 / SVP・古脊椎動物学会, SVP2009・ブリストル


今回のSVPで、買ったり貰ったり落札したりの物を。

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タイラー・ケイラーさんがエリンさんに
事づけてくれていた雑誌。
タイラーさんの仕事が紹介されています。
「(SVP)頑張ってください!」と、
ローマ字で書かれたタイラーさんからのメッセージが。

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SVP参加者、先着700名にプレゼントのダーウィン本。
イギリス開催ならではですね。

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赤色の表紙はジュラ紀前期の翼竜・Dorygnathusと
Campylognathoidesの論文集。
このシリーズはAmazonでも買えるんですが、
価格が高い上に、内容は硬派な(つまり文字ばかりの)場合もあり、
迂闊に手が出ない。
今回は、SVP会場で実際に内容を確かめられた上に、
閉場間際には随分値引きされていました。
こうやって、ネットで買おうかどうか迷っている
洋書を実際に内容を確認出来るものSVPの楽しみの一つ。
茶色の表紙はドレパナスピス(俗に言う甲冑魚の1種)モノグラフ。
今回、甲冑魚をメインに、化石魚類の本を探したのですが、
内容的にも価格的にもちょうど良かったのはこれ一冊だけでした。
ドレパナスピスは科博に良い展示がありますから、
それとこのモノグラフで資料としては十分かも。
CD-ROMは、今回出展していた骨格標本レプリカ制作販売会社・
TPIの商品カタログデータ。
TPIスタッフに顔を覚えられていた小田隆さんが
私の分までゲットしてくれました。
内容は、商品カタログと言うより、美しい古生物骨格写真集。
あそこのアレもここが造ってたんだ!と驚くことも。
その気になればセイスモサウルス(というか、今は
ディプロドクスの大型種という事になってますが)

全身骨格も購入出来ますよ!
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展示模型制作会社・10tonsの作品カタログ。
大判の作品写真が入っています。
画像にもある、ダンクレオステウスの実物大模型が
今回のランツェンドルフ賞受賞作品。

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「ARCHAEOPTERYX」
タイトルそのまま、一冊まるごと始祖鳥本。
去年のSVPでは英語版に先駆けてドイツ語版が
販売されていたのですが、今回は英語版も販売。
私が購入したのが会場での在庫最後の一冊。
去年ドイツ語版を購入した小田さんも、英語版の
通販を頼んでいました。

こちらからネットでの通販も出来るようです。
著者のPeter Wellnhoferは、「翼竜」(平凡社)
著者でもあります。そういえば、全体の構成や
図版・文章の充実ぶりが2冊に共通しているような。

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原始的なテリジノサウルス類・ファルカリウスの
左手骨格レプリカ。レプリカ制作で有名なガストン社製。
オークションで落札しました。
私のSVPオークション初落札品。
落札後、皆さんに見せていると、研究者さんが
テリジノサウルス類の特徴を解説して下さるという、
ちょっと嬉しいオマケ付き。

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今回のウエルカムパーティーの会場になった
博物館のショップで購入の、ティラノサウルス型製氷皿。

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最後に、打ち上げパーティー恒例の
ネームカード交換でゲットしたカード。

今年の科博での恐竜展のシンポジウムで
お会いしたジョセフ・グロエンケさん
のカード。
エリンさんとカードの交換をしたらこれに
なりました。なんか、今回の運営委員の
エライ人だったみたいですね。
私なんかが交換頼んだら、
エリンさんにも御本人にも悪かったかな?
まぁ、英語に不慣れな日本人って事で、
多少の空気読めないところは
勘弁してくれるでしょう。
今回は北米から海を渡ったイギリス開催という事もあってか、
書籍店の出店が少なめで、さらに標本レプリカ販売も無し。
ちょっと寂しい感じでしたが、やっぱりそれでも面白い
買い物が出来るものです。
次回は、ブリストル市立博物館編です。

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