2008年SVP 2日目

2008年10月16日 / SVP・古脊椎動物学会, SVP2008・クリーブランド


朝食後は、まずは出店ルームへ。
まだお客が少ないうちに、お目当ての物を
手に入れてしまわなければ!
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現生動物の頭骨を扱うディーラーで
物色中の平山廉先生にcorvoさん、その他
日本人チーム。アルマジロやサイチョウ等、
日本ではあまり見ることの無い標本多数。
午後からは、ブリストル大学の坂本学さん
お勧めのスミロドン(サーベルタイガー)に関する
発表を2つほど聴き、ポスター発表会場へ。
ポスター会場入り口では、アパトサウルス後脚が
迎えてくれます。

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そして、相変わらずのアルコール飲みながらの
質疑応答。
この日は、クリーブランド自然史博物館で
歓迎パーティー。そしてパーティー会場で行われる
古生物アーティスト・ポスター発表の準備のため、
一足先に博物館へ。
博物館の展示物の紹介はまた後日。
とにかく、素晴らしい展示目白押しでした。

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準備終了。大型竜脚類・ハプロカントサウルスの前。
パネル上段corvoさん、下段が私のポスター。
そして、パーティー開始。

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私の発表ですが、とにかくコティロリンクスが人気。
今回、声を掛けて下さった方のほとんどが
コティロリンクスがキッカケだったと言って良いでしょう。

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何故か女性にも受けが良いのです。
他にも角竜の権威・ピーター・ドッドソン氏や、
私が恐竜以外の古生物の情報源として大変
お世話になっているHMNHのMatt Celeskey氏等など、
多くの方と話をすることができました。
おかげで、パーティー料理を取りに行き、食べる暇が
なかなか出来ないくらいで、見かねて他の日本人参加者の方が
わざわざ料理を運んで来て下さったり。
ちょっと驚いたのは、ポスターを見てくださる皆さんに
先日ここでも紹介したドレパノサウルス・ストラップ
見せて「日本の根付風に造ったんだ」と説明したところ、
学生さん以外なら、ほとんどの海外の方が根付を知って
いたという事。中には、自分も根付が好きで
博物館に見に行ったよ、という方もおられました。
根付は日本より海外のほうが有名だ、と
以前から聞いていましたが、
これほどとは思いませんでした。
ともかく、あの程度の英語力で、よく発表を
乗り切れたもんだ。

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こちらでは、タイラー氏やウィリアム・スタウト氏、
そしてもう一人の日本人発表者・菊谷詩子さんが発表。

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そして、やはり最後はティラノサウルスの幼体とされている
愛称・ジェーンとタイラーで記念撮影。
このジェーンの頭骨復元と頭部復元模型を制作したのが
タイラーなのです。
3日目に続く。

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